責任者を決めても、医療AIを保守できるとは限らない: Owensら(2025)とElish(2019)を読む
概要(公開サイト版)
Owensらは2023~2024年に専門家21人へ面接し、医療AIの導入後の監視・維持管理について、性能変化、監視実務、組織の優先順位、害の把握、修復作業という5つの結果節を報告した。本稿は本文と補足資料を基に、非参加46人、分析手続きの開示範囲、テーマ別人数の未報告、患者転帰と費用の未測定を確認する。Elishの責任帰属に関する概念論文と併せ、担当者の指定と実行可能性、観察と解釈、役割と事後責任を区別する。Unknown Labの未検証の提案として、既存の記録に権限、時間、人員、費用、未対応時の経路、本人への返答を対応させ、追加負担と判断の改善を比較する。両論文はETIC 2.0の有効性や対策の因果効果を証明しない。
引用情報
Morimoto D. 責任者を決めても、医療AIを保守できるとは限らない: Owensら(2025)とElish(2019)を読む. Unknown Lab; 2026. Version 1.0. doi:10.5281/zenodo.22782170.
- 文書種別
- 論評記事(先行研究の批判的解説)・未査読
- DOI
- 10.5281/zenodo.22782170
- ORCID
- 0009-0009-6444-750X
- ライセンス
- CC BY 4.0